Monthly Archives: 10月 2014

KAOS (81) 文を形式化する基礎としての論理:命題論理 (4.4.1-5)

引き続き,推論規則である.最初の例は,以前に出てきた. 原子式の記号が,ギリシャ文字に変わっているが同じである.Φが削除されているので,ここでは単に「e.」規則としている.日本語方式だと,「去-→」である. ちなみに,「 […]

KAOS (80) 文を形式化する基礎としての論理:命題論理 (4.4.1-4)

推論(証明)規則の続きである. ¬¬e: ¬¬Φ ⊢ Φ いま考えている論理では,2つの値しかとらないとする.従って,否定を重ねる(¬が2つ)ことで元に戻る(¬がゼロ).¬¬e規則(去-¬)と呼ばれる. 次は加える規則で […]

KAOS (79) 文を形式化する基礎としての論理:命題論理 (4.4.1-3)

更に,自然演繹における推論規則を見ていく.最初は,連言である. 右側にある∧iは,この推論規則の名前である.図のタイトルは筧先生に敬意を表してプログラミングの科学にある名前をつけている.意味は明らかで,Φが真と分かり,ψ […]