Monthly Archives: 10月 2014

KAOS (84) 文を形式化する基礎としての論理:述語論理 (4.4.1-8)

述語論理によって,文ごとに真偽判定するのではなくて,主語・述語(・および目的語など)といった単位で,記述ができるようになった.論理の規則からいったん離れて,述語について考えてみる. 実際の要求文書ではないが,規格からサン […]

KAOS (83) 文を形式化する基礎としての論理:述語論理 (4.4.1-7)

今回は,一階述語論理である.プログラミングは別として,要求段階で二階以上の高階述語論理を扱うことはないと思う(現状実務的ではないという消極的理由もある).従って,以降では単に述語論理とする.  命題論理では,原子式と記号 […]

KAOS (82) 文を形式化する基礎としての論理:命題論理 (4.4.1-6)

次は選言がある場合の推論規則である. これは,見るからに興味深い.前提が真であれば,結論が真であることは見て取れる(もちろん前提は,Ψでも同じである).従って妥当な推論であるが,違和感が残る. いま,Φ「雨が降っている」 […]