Monthly Archives: 10月 2014

KAOS (75) 図式の得失(4.3.10)

半形式化した仕様における「形式的な部分」は,一般に図式言語によって与えられる(p.144) 冒頭にあるように,次の役割分担を考えている.図式とそこに書かれるテキストを考えたときに,図式は形式性を受け持つ.図式中に書かれる […]

KAOS (74) 図式を使用する: 複数のビュー (4.3.8, 4.3.9)

ここまでで様々な図式を見てきた.手法を考えるとき,単一の図式だけを用いることは少なく,通常は複数の図式を組み合わせることになる(KAOSもそうである).システムを記述するには,異なるビューが必要で,各ビューには適切な書き […]

KAOS (73) 図式を使用する: 状態機械図 (4.3.7ー4)

我々のモデリングアプローチ,特にステートチャート言語は,反応型のシステムに有効である.そのふるまいは複雑で,よく知られているように,見つけにくい誤りに満ちた仕様上の問題を引き起こす.多くのリアルタイムシステムは,相当する […]